【例文あり】出産内祝いのメッセージカード|マナーやポイントを解説

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【例文あり】出産内祝いのメッセージカード|マナーやポイントを解説


出産のお祝いをいただいたら、お礼として出産内祝いを贈りましょう。その際、品物だけでなくメッセージカードも添えると感謝の気持ちが伝わり、相手に喜んでもらえます。ただし、メッセージカードは相手に合わせてマナーを守ることが大切です。


そこで、ここではメッセージカードの書き方や注意点について解説し、あわせて例文も紹介します。


目次
出産内祝いの贈り物にメッセージカードを添えるときのマナー
メッセージカードを書くときの注意点
両親や親戚への例文
友達・同僚・知人への例文
職場の上司や目上の方への例文
メッセージカードで感謝の気持ちを伝えましょう

出産内祝いの贈り物にメッセージカードを添えるときのマナー


内祝いは、出産のお祝いをいただいてから1ヵ月以内に相手に届くようにするのがマナーです。


とはいえ、産後の状態が良くなかったり忙しかったりして、1ヵ月以内に手配できないこともあるでしょう。そのようなときは、先に電話でお礼を伝えましょう。その後、時間ができてから改めて内祝いを贈ると良いでしょう。


品物を贈る際は、メッセージカードを添えるとより丁寧です。カードに書ける文字数は限られるため、箇条書きなどを使って簡潔に書くようにしましょう。


内祝いを贈る相手によっては、子どもを持てないなどさまざまな事情を抱えている可能性もあります。過剰に出産の喜びを伝えることは避け、お礼の言葉を伝えることに重点を置くことが大切です。


メッセージカードに添える4つのポイント


出産内祝いを贈る際は、メッセージカードを添えるのがおすすめです。ただし、「ありがとうございました」など一言だけのカードでは、事務的な印象を与えてしまいよくありません。


そこで、メッセージカードに盛り込むべき4つのポイントを解説します。


感謝の気持ちを述べる


まずは、お祝いをいただいたことに対する感謝の気持ちを伝えましょう。


相手が親戚や会社の人などであれば、以下のような例文がよく使われます。


  • この度はお祝いを頂き、誠にありがとうございました
  • この度は心温まるお祝いを頂き、誠にありがとうございました

仲の良い友人に贈る場合は、以下のようなカジュアルな文章でも良いでしょう。


  • 可愛い服をありがとう
  • 家族みんな感謝の気持ちでいっぱいです

相手に合わせ、アレンジしてみてください。


母子の様子を伝える


お祝いを贈ってきてくれた相手は、お母さんや赤ちゃんが健康で無事に過ごしているか気にしているかもしれません。


メッセージカードには、簡単に母子ともに健やかに過ごしていることを伝える文章をいれると良いでしょう。また、赤ちゃんの生年月日や誕生時の体重などを知らせるのもいいですね。


ただし、お礼を伝えるためのカードなので、長々と母子の状態を書く必要はありません。箇条書きを用いるなどして簡潔に書きましょう。


赤ちゃんの名前と由来を伝える


生まれた赤ちゃんに関することも書きましょう。名前をお披露目する際は、間違いのないよう、読み仮名も書いておくのがおすすめです。


その名前にした由来も簡単に書いておくと良いですね。たとえば、以下のような感じです。


  • 人と人との結びつきを大切にしてほしいと思い「結」にしました
  • 花のように誰からも愛される子になってほしいと思い、春生まれなので春の花を名前に取り入れました

締めの挨拶


最後は締めの言葉です。今後もお付き合いをお願いする言葉や、相手を気遣う言葉を入れて結びとすると良いでしょう。


  • 今後とも親子共々どうぞ宜しくお願い申し上げます
  • お近くにお越しの際には顔を見にぜひお立ち寄りください
  • 季節の変わり目ですのでどうぞお体大切にお過ごしください

締めの挨拶をいれることで、文章全体がよくまとまります。


メッセージカードを書くときの注意点


メッセージカードを書く際には、いくつか注意すべきポイントもあります。


ここでは、主な注意点を3つ挙げて解説します。マナーを守って、失礼のない素敵なカードを作成しましょう。


「お返し」は書かない


出産内祝いに添えるカードには、「お返しをお贈りします」などと書くのは控えましょう。内祝いはもともとご挨拶・ご報告として贈るものですので「お返し」という言葉は相応しくないのです。また、お祝いを返すというのは縁起が悪いと受け取る方や、義務的に贈った印象を相手に与えかねないためです。


お祝いをいただいたことへのお礼や感謝の気持ちが伝わるように書きましょう。


たとえば、以下のような文章がよく使われます。


  • 感謝の気持ちをお贈りいたします
  • 心ばかりの品をお贈りいたします

忌み言葉は使わない


「忌み言葉」を使わないことも基本です。忌み言葉とは、慶事や弔事で不幸を連想させるなどの理由から使うべきではないとされる言葉を指します。


シーンによって忌み言葉は異なるため、注意が必要です。出産に関する場合は、以下のような言葉を避けるべきとされています。


  • 切る・切れる
  • 流れる
  • 絶つ
  • 落ちる
  • 終わる
  • 別れる
  • 離れる

これらの言葉を使う必要がある場合は、ほかの表現を用いましょう。


句読点の使用は相手によって控える場合も


句読点の「、」や「。」は、文章の区切りや終わりを示すため、「良いことが途切れる」イメージに結びつくとされています。とはいえ、句読点が無いと読みにくい文章になってしまうので、親しい間柄であれば気にしない人も多いです。


ご年配の方や日ごろからしきたりに対するこだわりがある人に贈る際は、句読点の使用を控え、一文を短くする・句読点の代わりに空白を用いるなど、工夫して読みやすい文章を作成するよう心がけましょう。


両親や親戚への例文


ここでは、両親や親戚に贈るメッセージカードの例文を紹介します。


日ごろから仲の良い両親や親戚に贈る場合は、あまり改まった堅苦しい書き方をする必要はありません。シンプルに感謝の気持ちが伝わる書き方をしたほうが喜ばれるでしょう。


例文1

先日は〇〇に可愛い服のお祝いをいただきありがとうございます
早速着せてみたところとても似合っていて喜んでいます


おかげさまで〇〇は日々すくすくと元気に成長しています


心ばかりですがお礼の品を贈ります
これからいろいろお世話になることもあると思うけど よろしくお願いします


例文2

この度はお祝いをいただきどうもありがとうございました
大切に使わせていただきます


おかげさまで母子ともに日々健やかに過ごしています


ささやかですが感謝の気持ちをお贈りします
これからも親子ともども どうぞよろしくお願いします

友達・同僚・知人への例文


親しい間柄の相手に贈る場合は、柔らかな文章を用いて、カジュアルに書いてもかまいません。反対に、あまり堅い書き方をするとよそよそしい印象を与えてしまうでしょう。


とはいえ、過剰にフランクにするのも適切ではありません。ある程度の節度は守りましょう。


例文1

先日はお祝いの品をどうもありがとう
妊娠中からなにかと助けてもらって感謝しています


子どもには〇〇な子になってほしいとの願いを込めて〇〇(ふりがな)と名づけました
おかげさまで親子ともども楽しい毎日を送っています


ささやかですが内祝いをお贈りします
近くに来ることがあったらぜひ遊びに来てね


例文2

素敵なお祝いの品をどうもありがとう


〇月〇日に誕生し名前は〇〇(ふりがな)にしました
とても元気な女の子です


私も順調に回復しています


ささやかながらお礼を贈ります
今後ともどうぞよろしくお願いします

職場の上司や目上の方への例文


上司や目上の人などかしこまった関係の相手に送る場合は、メッセージカードよりも「お礼状」を添えるほうがより丁寧な印象を与えます。関係性によってはメッセージカードを送る場合もありますので、適切な方を選ぶようにしましょう。


ギフトショップで注文して相手に直接配送する場合は、そのギフトショップがお礼状の対応が可能かどうか確認すると良いでしょう。


例文1(メッセージカードの場合)

先日はお祝いの品を頂きまして誠にありがとうございます
名前は〇〇な子に育ってほしいという願いを込めて〇〇(ふりがな)にしました


おかげさまですくすく成長しております


気持ちばかりですがお礼の品を贈らせて頂きます
今後とも何卒宜しくお願い致します


お礼状にするのであれば、「拝啓」ではじまり「敬具」で結びましょう。また、冒頭には時候の挨拶をいれます。


例文2(お礼状の場合)

拝啓


朝晩はめっきり寒くなってまいりましたが(例11月)、いかがお過ごしでしょうか


先日は長女の誕生に際し心温まるお祝いをいただきまして誠にありがとうございました


さっそく使わせていただき日々大活躍しております


子どもには〇〇の願いをこめて〇〇(ふりがな)と名づけました
おかげさまで日々健やかに成長しております


心ばかりではありますがお礼の品をお贈りさせていただきます
どうぞお納めください


新しい家族ともども温かいお付き合いをお願いいたします


敬具


メッセージカードで感謝の気持ちを伝えましょう


今回の記事では、贈る相手別のメッセージカードの例文をご紹介しました。


出産内祝いを贈るなら、ポイントを押さえた素敵なメッセージカードも一緒に送りましょう。


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マナーの専門家が監修
マナーアドバイザー 松原 奈緒美 先生

マナー・コミュニケーション領域の専門家。EXSIA代表。
NPO法人日本サービスマナー協会 ゼネラルマネージャー講師としてプロ講師育成も行う。
著書「新しい生活様式・働き方対応ビジネスマナー100」新日本法規出版。テレビ、雑誌、ウェブ媒体などメディアでも活躍する。

【監修・取材実績】(抜粋)
・ABCテレビ「芸能人常識チェック!トリニクって何の肉!?」冠婚葬祭マナー出演・監修
・テレビ朝日「中居正広の身になる図書館」マナーの分かれ道 贈答マナー出演
・日経ウーマン「冠婚葬祭マナー」
・主婦と生活社 CHANTO WEB「結婚・妊娠・出産 職場の報告マナー」

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