妊娠線はいつからできる?予防する方法やケアグッズの選び方を紹介

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妊娠線はいつからできる?予防する方法やケアグッズの選び方を紹介


妊娠して急激にお腹が大きくなってくるとできるのが「妊娠線」です。赤いひび割れのような妊娠線ができてしまうと、産後も大きな跡になって残ってしまわないか心配ですよね。


妊娠線ができないように予防したい、できてしまった妊娠線の正しいケア方法を知りたいと思っている妊婦さんは多いのではないでしょうか。


この記事では妊娠線はいつからできるものなのか、妊娠線を予防する方法やケアグッズの選び方をご紹介します。


目次
妊娠線とは
妊娠線ができやすい人の特徴
妊娠線を予防する方法
妊娠線予防グッズの種類
妊娠線は早い段階から予防やケアをしよう

妊娠線とは



妊娠してお腹が大きくなってくると、皮膚が引っ張られスイカの線のようにお腹の表面がひび割れてくることがあります。


この線を“妊娠線”といい、正式名称は「線状皮膚萎縮症(せんじょういひふいしゅくしょう)」(あるいは皮膚伸展線条(ひふしんてんせんじょう))です。別名「ストレッチマーク」とも呼ばれています。


急激に皮膚が伸びると、皮膚が裂けてその下にある毛細血管が透けて見えるため、ピンク色のすじができます。時間が経つと皮膚のすじの色はピンクから白色となり、シワのように変化するのが、妊娠線の特徴です。


妊娠線と正中線の違い


妊娠線は、皮膚が引っ張られ裂けたようにひび割れ、産後もひび割れた跡が消えにくい特徴があります。


一方、正中線(せいちゅうせん)は胸からおへそ・恥骨にできるまっすぐの線です。正中線は皮膚が裂けているのではなく、一時的にメラニンが増加したり、皮膚が薄くなったりしてできます。産後には徐々に薄くなり時間の経過とともに消えるのが妊娠線との大きな違いです。


妊娠線はいつからできる?


妊娠線ができる時期は、安定期に入って少しずつお腹が大きくなってくる妊娠5ヵ月以降が目安です。


妊娠線ができる時期はお一人おひとり異なります。


特に多胎妊娠や高齢出産の人、小柄な人や急激に体重が増えたり、肌が乾燥していたりする人は早い時期から妊娠線ができやすい傾向があるため注意が必要です。


妊娠線は予防できない?消えるもの?


妊娠線ができる割合は2人に1人と言われています。


妊娠中は副腎皮質ホルモンの一種である「グルココルチコイド」の影響を受け、コラーゲンが作られにくくなります。その結果皮膚が乾燥し弾力が衰え、赤ちゃんの成長スピードにお腹の皮膚が伸びるスピードが追い付かず、妊娠線ができてしまう人が多いのです。



妊娠線は、皮膚の表面である表皮よりも深い真皮まで裂けている状態です。表皮は柔軟性がありますが真皮は柔軟性が少ないため、一度できた妊娠線は出産後に薄く目立たなくなることはあっても、完全に消えることはありません。


また、妊娠線を完全に予防するのは現代の医学でも難しいため、ケア用品を効果的に使用し妊娠線を最小限に抑えることが重要だと言われています。


妊娠線ができやすい人の特徴


妊娠線ができやすい人には特徴があります。それぞれの特徴と理由を解説しますので、当てはまるかどうか見てみるとよいでしょう。


多胎妊娠の人


多胎妊娠は単胎妊娠よりもお腹が大きくなります。赤ちゃんの成長とともに皮膚が急激に引き伸ばされるため、妊娠線ができやすくなります。


妊娠経験がある人(経産婦)


経産婦の人は、初産婦よりも子宮やお腹の皮膚が伸びやすくなっています。そのため、皮膚の伸びるペースが速くなり妊娠線ができやすくなります。


高齢妊娠の人


年齢を重ねた影響で皮膚の伸びが悪かったり、乾燥していたり、たるんでいたりすると赤ちゃんの成長に皮膚がついていけずに妊娠線ができやすくなります。


小柄・痩せ型の体型の人


小柄な人や痩せ型の人はもともとお腹の皮膚の面積が小さく、赤ちゃんの成長と共に皮膚が引っ張られ妊娠線ができやすくなります。


また小柄で骨盤が小さい人は、赤ちゃんの成長とともにお腹が前にせり出し妊娠線ができやすい傾向があります。ぜひ、記事の後半に紹介する妊娠線を予防する方法をとりいれ、妊娠線ができにくい肌環境を整えましょう。


妊娠後に急激に体重が増加した人


つわりが落ち着いた頃、胎児の成長がスピードアップする妊娠8ヵ月頃は、急激に体重が増えやすいです。そのため、体重が増えるスピードに皮膚の伸びるスピードが追い付かず妊娠線ができやすくなります。


乾燥肌の人


乾燥肌だったり、冬など季節の影響で肌が乾燥していたりする人は、お腹の表皮の柔軟性が衰えています。その結果、皮膚が十分に伸びず妊娠線ができやすくなります。


妊娠線を予防する方法



妊娠線ができないように予防するためには、妊娠中からのケアが欠かせません。妊娠線ができやすい人の特徴をふまえ、予防する方法を詳しく解説します。無理のない範囲で、実践してみましょう。


体重の急激な増加を避ける


体重の急激な増加は、妊娠線ができる大きな要因の一つです。


つわりが落ち着いた頃、胎児の成長がスピードアップする妊娠8ヵ月頃は、急激に体重が増えやすいので、食べるものの質や量に注意しましょう。


妊娠中は、赤ちゃんの健やかな成長と妊婦さんの健康のためにも適度な体重増加が必要です。体重管理に悩む人は、かかりつけ産婦人科の医師や助産師と相談し、体重コントロールをしていきましょう。


血流促進のために運動やストレッチをする


血流が悪くなると、肌の新陳代謝が衰え皮膚の柔軟性も悪くなり、妊娠線ができやすくなります。過剰な皮下脂肪も妊娠線ができる原因とされているため、体に負担のない範囲で運動やストレッチを取り入れましょう。


血行を促進させ、肌の新陳代謝を活性化することで肌の調子も整い、体重増加を抑えられる一石三鳥の予防方法といえるかもしれません。


肌の保湿ケアを行う


乾燥肌の人だけでなく、乾燥しやすい時期には入念な保湿ケアが妊娠線予防にはかかせません。特に妊娠中は、お腹だけでなく脂肪がつきやすいお尻や胸、二の腕や足の付け根、太ももなどにも妊娠線ができる場合があります。


保湿ケアは、朝着替えるときとお風呂上がりにおこなうのがおすすめです。お腹が大きくなる前の妊娠初期~中期頃からはじめ、皮膚のコンディションを整えておくと妊娠線を最小限に抑えられるでしょう。


どのような保湿ケアグッズを使ったらよいのかわからない人は、妊婦さん・赤ちゃんにとって安心できる製品を選びましょう。詳しくは、次の項目で解説します。ぜひ参考にしてください。


妊娠線予防グッズの種類


妊娠線を予防するグッズには保湿成分以外にも妊娠線ができにくくなる成分が含まれており、クリームやオイルなどさまざまな種類があります。お一人おひとりの肌の状態や季節、塗る場所に応じて使い分けるとよいでしょう。


さらに、値段や香り、テクスチャーなどもグッズ選びの基準となります。お気に入りの一品を見つけて継続的に使用したいですね。


それぞれの製品の特徴や選び方について詳しく解説しますので、妊娠線予防グッズ選びの参考にしてください。


クリーム


クリームは水分を補いつつ、油分で保湿する効果が期待できます。ベタつきも少なく、種類も豊富で使いやすいケア用品です。


オイル


ケアオイルは高い保湿力で、お肌を柔らかく保つ効果が期待できます。ケアクリームだけでは保湿力が足りないときや、乾燥しやすい季節に併用するのもおすすめです。


ローション


ケアローションは、水分と油分のバランスを整えるスキンケアアイテムです。ほどよく肌になじみ、塗りやすい伸び感やテクスチャーが特徴です。


高い保湿効果や肌の柔軟性を保つ効果が期待できる、妊娠線予防に特化した製品を選ぶようにしましょう。


妊娠線は早い段階から予防やケアをしよう



今回は妊娠線ができる理由や正しいケア方法について解説しました。妊娠線ができる時期は個人差があり、一度できてしまうと跡が残ってしまうため、妊娠初期からの予防やケアが重要です。


妊娠線の予防やケアには、ぜひMilpoche Organics(ミルポッシェオーガニクス)の商品をご活用ください。

妊娠・出産の専門家が監修
助産師 シャノン 香織 先生

助産師歴20年以上。総合病院や個人病院などで1,000件以上の分娩の現場を経験した後、 現在は「妊婦さんやママにより寄り添うケアがしたい」という想いから、岡山県にある自身の助産院にて相談や訪問ケアを行う。

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