産後の肌荒れの原因と対策丨主な症状やスキンケアのポイントも紹介

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産後の肌荒れの原因と対策丨主な症状やスキンケアのポイントも紹介


妊娠中だけでなく、出産後にも肌荒れや肌トラブルがおこります。その主な原因は、出産を機に女性ホルモンの分泌が大きく変化することです。産後の肌荒れを防ぐために、早いうちから対策しておけると安心ですよね。


本記事では、産後の肌荒れはいつからいつまでおこりやすいのか、その原因と産後におすすめのスキンケア方法とコツを紹介します。


目次
産後の肌荒れとは丨いつからいつまでに起こりやすい?
産後の肌荒れの主な原因
産後の肌荒れ対策とスキンケアのポイント
産後は自分の身体やお肌を労わって肌荒れを予防しよう

産後の肌荒れとは丨いつからいつまでに起こりやすい?


産後の肌荒れは、赤ちゃんを産んでから1~2週間後からはじまるといわれています。肌荒れや肌トラブルがいつ頃まで続くのかは、個人差が大きく、原因によっても異なります。長い場合には出産後1年ほど続くケースもあり、決して楽観視はできません。ここからは、産後におこる代表的な肌荒れや肌トラブルについて解説します。


痒みや赤み


出産すると、妊娠中に大量に分泌されていたエストロゲンとプロゲステロンの分泌量がゼロになります。なかでもエストロゲンは肌のきめ細かさをもたらす役割があるため、肌が敏感になり、痒みや赤みなどの肌トラブルがおこりやすくなります。


シミやそばかす


エストロゲンの分泌が活発な妊娠中は、メラニンを作る働きも活発な状態で、妊娠していない時と比べて10倍、シミやそばかすができやすくなっているといわれています。


出産後はエストロゲンの分泌は低下しますが、その影響で肌のターンオーバーが乱れ、シミやくすみの治りが遅れます。そのため妊娠中にできたシミが治らず、むしろ濃くなってしまうことがあるのです。


乾燥


ストレスや栄養不足、睡眠不足などでターンオーバーや角質層の乱れがおこると、肌の水分や皮脂が不足して乾燥しやすくなります。かさつきやざらつき、肌のつっぱり、メイクのノリの悪さなどを感じやすいです。


産後の肌荒れの主な原因



産後の肌荒れや肌トラブルは、さまざまな原因でおこっています。肌荒れや肌トラブルの代表的な原因を、理由とともに紹介します。原因を正しく理解し、症状の悪化や慢性化を防ぐきっかけにしましょう。


ホルモンバランスの変化


妊娠中にはエストロゲンとプロゲステロンが多量に分泌され、肌のバリア機能やターンオーバーが維持されていました。出産し胎盤が剥がれ落ちると、エストロゲンとプロゲステロンの分泌が大きく減少します。


出産を機に女性ホルモンの分泌のバランスが変化することで肌環境が乱れやすくなり、肌荒れや肌トラブルをもたらしてしまうのです。


日常生活の変化


肌のターンオーバーを維持するためには、質の良い睡眠が欠かせません。赤ちゃんのお世話で睡眠時間が途切れたり、日中も休む時間がとれなかったり、出産前と大きく変化する生活リズムで肌荒れや肌トラブルがおこりやすくなります。さらにストレスや疲れ、子育ての悩みや不安も肌トラブルの一因になります。


食生活の乱れ


慣れない子育てやバタバタとすぎる日常生活のなか、ママ自身の食事がおざなりになってしまうケースも少なくありません。食事をするタイミングを逃したり、簡単なものですましたりしてしまう方も多いでしょう。


食生活が乱れることで、肌を作るために欠かせない良質なたんぱく質やビタミン、ミネラルなどが不足して、肌荒れや肌トラブルを引きおこしてしまいます。また、母乳はママの血液から作られています。知らず知らずのうちに水分不足になり、肌の乾燥を招きやすいため注意が必要です。


便秘


産後の食生活の乱れや日常生活の変化、運動不足などから便秘になりやすいママも少なくありません。便秘になると、腸内の悪玉菌が産出する有害物質が、腸の壁から血液中に入り全身をめぐります。その有害物質を体は肌から外に排出しようとするため、肌荒れや肌トラブルを引きおこすといわれています。


産後の肌荒れ対策とスキンケアのポイント



出産を機にママの身体にはさまざまな変化がおこります。少しでも肌荒れや肌トラブルになりにくい肌作りは、産後の肌荒れ対策にはかかせません。忙しい子育て中のママが取り入れやすいおすすめの対策と、スキンケアのポイントをまとめました。


栄養バランスが整った食事


良質なたんぱく質やビタミン(ビタミンE、ビタミンB群、ビタミンA、ビタミンC)、ミネラルを意識して摂取しましょう。サラダやお鍋など、多種多様な食品や栄養素を一度に食べられる料理は、忙しい子育て中のママのお肌に強い味方となってくれます。


海藻類やきのこ類に含まれている水溶性食物繊維は、便秘解消に効果が期待できます。ヨーグルトやチーズなども良質のたんぱく質が含まれていて、肌荒れや肌トラブル解消に効果的です。間食を活用して、上手に栄養を摂取するようにしたいですね。


睡眠と休息


産後は育児で生活リズムが乱れたり、眠れなかったりと、十分な睡眠が取れていないママがほとんどです。日中に横になって身体を休めたり、細切れでも眠れるタイミングに眠るようにすることで、睡眠時間を確保しましょう。


パートナーや家族など周りの協力も得ながら、睡眠と休息をとれる環境をととのえることが、肌荒れや肌トラブル対策には重要です。


適切なスキンケア


産後にホルモンバランスが大きく変化したことでおこる肌荒れには、肌荒れの原因や今の肌の状態に合わせたスキンケアが重要です。妊娠前や妊娠中とは女性ホルモンの分泌や肌質が変化した影響で、使い慣れているはずのスキンケア用品が肌に合わなくなってしまうこともあります。


産後はなるべく低刺激なスキンケア用品を使うようにし、オールインワンなど少ない手間で肌環境を整えられる製品がおすすめです。とくに、乾燥はお肌の大敵です。乾燥が新たな肌トラブルやしわ、たるみを生むこともあるため、保湿を重要視しましょう。


産後は自分の身体やお肌を労わって肌荒れを予防しよう


今回は産後の肌荒れについて、その原因と対策、スキンケアのポイントまでわかりやすく解説しました。産後は、妊娠中よりもさらに肌荒れや肌トラブルがおこりやすくなります。さまざまな原因が考えられますが、まずはご自身の身体やお肌を労わって日々を過ごすようにしてください。


ママと赤ちゃんのお肌に優しいケア用品をお探しの場合は、ぜひMilpoche Organics(ミルポッシェオーガニクス)の商品をご活用ください。

肌と肌ケアの専門家が監修
医師 藤田 悠花 先生

国公立大学医学部医学科卒業後、現在は急性期病院にて主に皮膚科診療に従事している。「様々の人の肌悩みに寄り添い、キレイな肌を目指すお手伝いをしたい」という思いから、スキンケアや皮膚科・一般内科に関する記事の執筆・監修も行う。

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