お宮参り当日の流れとは?ご祈祷の時間や食事などのスケジュールを解説

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お宮参り当日の流れとは?ご祈祷の時間や食事などのスケジュールを解説


お宮参りの日は、当日の準備から参拝(ご祈祷)、食事会までさまざまなことを行います。当日に慌てたり、タイトなスケジュールで赤ちゃんに負担がかかったりしないよう、前もって準備しておきましょう。本記事では、お宮参り当日の流れや、ご祈祷などの具体的なスケジュールを解説します。


目次
お宮参り当日の基本の流れと時間の目安
お宮参りの流れ①ご祈祷
お宮参りの流れ②写真撮影
お宮参りの流れ③食事会や近所への挨拶
お宮参り当日のスケジュール例|午前・午後・参拝のみ
お宮参りの流れは無理のないように調整しましょう

お宮参り当日の基本の流れと時間の目安


お宮参り当日は、ご祈祷やお食事会など主に4つのことを行います。こちらの章では、お宮参り当日の流れやそれぞれの所要時間の目安を、一般的に行う順番で紹介します。まずは全体の流れを把握しておきましょう。


ご祈祷


お宮参りは、赤ちゃんが生まれた土地の神様である産土神(うぶすながみ)に、赤ちゃんの誕生を報告し、今後の成長をお祈りする儀式です。お宮参りのご祈祷では、祝詞が読み上げられ、赤ちゃんのこれからの成長を祈願します。ご祈祷の所要時間は、一般的に20分〜30分程度です。ご祈祷を行わず、参拝のみで済ませるご家庭もあります。


写真撮影


お宮参りをした記念に写真撮影を行う場合は、ご祈祷の後に行うのがよいでしょう。ご自身で撮影する方法や、フォトスタジオにお願いする方法があります。スタジオ撮影の場合、撮影代の相場は2〜6万円ほどで、撮影時間は2時間程度かかることが一般的です。


また、神社への出張撮影サービスを依頼することもできます。その場合は事前予約が必要となるため、あらかじめフォトスタジオのホームページなどを確認しておくとよいでしょう。


食事会


神社でお宮参りを行った後は、食事会を催すご家庭もあります。ママ・パパと赤ちゃんだけでなく、祖父母を招待するケースもあるでしょう。


食事会は、一般的に料亭やレストラン、自宅などで行われます。外食では、普段とは異なる空間で美味しい料理を味わえること、自宅では、赤ちゃんも慣れている環境でゆったりと過ごせることがメリットです。


食事会の時間は2時間程度と考えておくとよいでしょう。


近所への挨拶回り(行う場合)


お食事会後は、ご近所へ挨拶を行うご家庭もあります。近所への挨拶は、赤ちゃんのお披露目という意味もあります。普段から親しい方やお世話になっている方がいる場合には、お宮参りの機会に挨拶をしましょう。


ただし、一般的にお宮参りを行う赤ちゃんの生後1ヵ月頃は、赤ちゃんやママの体調が安定しない時期でもあります。ご家族やご両親と話し合って、無理のない範囲で行いましょう。


お宮参りの流れ①ご祈祷



お宮参りでご祈祷を受ける場合には、事前の準備が必要です。また、あらかじめ流れも把握しておくことで、お宮参り当日に慌てずに進められるでしょう。こちらの章では、ご祈祷の準備や当日の流れを詳しくご紹介します。


準備(予約・初穂料の用意)


お宮参りでご祈祷を受ける場合には、事前に初穂料や予約の必要性を確認しておきましょう。予約が必要な場合には、ご家庭でスケジュールを話し合って予約しておきます。


初穂料は神社への謝礼のことで、5千円~1万円程度が相場です。ただし、神社によっては、初穂料の金額が決まっているケースもあるため、事前にホームページなどで確認しておきましょう。


初穂料は、紅白で蝶結びの水引がついているのし袋に入れてお渡しすることが一般的です。何度も結びなおせる蝶結びには「何度あってもよい」という意味が込められています。


のし袋の表書きは、水引の上部分に「御初穂料」または「御玉串料」と記載し、水引の下部分に赤ちゃんの氏名を書きましょう。初穂料が入ったのし袋を持参する際には、袱紗(ふくさ)に入れて持参します。


ご祈祷を行わず、参拝のみの場合には、初穂料は必要ありません。通常のお参りと同様に、お賽銭を用意しましょう。


ご祈祷の流れ


まずは、社務所で受付を行います。ご祈祷を予約している場合、予約時間の10分前には受付を済ませます。神社によっては受付を15分前などと定めている場合もあるので、予約時に確認しておきましょう。一般的には受付時に初穂料をお渡しします。袱紗(ふくさ)からすぐに出せるように準備しておくと安心です。


予約なしでご祈祷をお願いする場合は、お宮参り当日に申込書を記入して受付をします。希望する時間にご祈祷を受けられるよう、あらかじめ神社のホームページなどで受付にかかる時間や、受付からご祈祷までの待ち時間の目安を確認しておくとよいでしょう。


受付を済ませてからご祈祷までの間、待ち時間が発生するケースがあります。赤ちゃんとご家族が疲れてしまうことがないよう、休憩できるスペースなどを事前に確認しておけると安心です。


ご祈祷の作法は神社によって異なるため、神社の定めるルールに沿って行います。


お宮参りの流れ②写真撮影


お宮参りで記念写真を撮影するには、自分たちで行う方法とプロにお願いする方法があります。ご家族のみでゆったりと過ごしながら写真を撮りたいのであれば、自分たちで撮影する方法がよいでしょう。


お宮参り当日の様子をプロに撮影してもらいたい場合には、出張撮影をお願いする方法と、フォトスタジオで撮影していただく方法があります。いずれの方法にもよさがあるため、ご家庭に合う方法を選ぶとよいでしょう。こちらの章では、それぞれの特徴を紹介します。


自分たちで撮影する


自分たちで記念撮影をする場合には、神社に撮影許可を取ったうえで、三脚などを用意して行いましょう。自分たちで撮影をするメリットは、時間を気にせずに、赤ちゃんの機嫌のよいタイミングを見計らって撮影ができることです。また、かかる費用が写真の印刷代のみのため、コストを抑えられます。


出張撮影をお願いする


プロカメラマンに出張撮影をお願いするメリットは、プロならではのクオリティで現場の雰囲気をそのまま写真に残せることです。また、参拝やご祈祷中に撮影ができる場合は、その様子も撮影してもらえます。


ただし、事前予約や撮影料金の用意など、事前に準備が必要なことに留意が必要です。出張撮影の一般的な相場は、データ込みで1万5千円~3万円程となっています。


スタジオや写真館で撮影する


スタジオや写真館では、本格的なセットでプロに撮影してもらえるため、思い出をよりきれいに残せます。依頼先によっては、赤ちゃんのお宮参りの衣装をレンタルしてもらえるケースもあります。大手スタジオの場合、一般的な相場はアルバム代なども含めて2〜6万円ほどです。


長時間の外出で赤ちゃんの疲れや体調が心配な場合には、無理に当日に撮影をしなくても問題ありません。スタジオや写真館によっては、前撮りや後撮りのプランが用意されていることもあります。赤ちゃんやママの体調が落ち着いた頃に、改めて撮影を行うのもよいでしょう。


お宮参りの流れ③食事会や近所への挨拶


お食事会は、自宅やお店などの行う場所によって、準備する内容が異なります。また、近所への挨拶には注意点もあるため、事前に把握しておくと安心です。こちらの章では、それぞれのポイントを詳しく紹介します。


食事会は自宅または外で行う


食事会の場所や時間に決まりはなく、写真撮影と前後する場合もあります。まずは、食事会を自宅で行うのか外食するのかを決めておきましょう。自宅で行う場合には、食事を手作りしたり、仕出しを注文したりする準備が必要です。


外食する場合は、事前に席や料理などを予約しておきます。お食事会には、赤ちゃんの祖父母を招待することもあるでしょう。誰が料金を支払うのかを事前に決めておくと、当日になって慌てることがなくスムーズです。


近所への挨拶はできる範囲で行う


近所への挨拶は必須ではないので、地域の慣習などにも配慮しながらできる範囲で行いましょう。お世話になっている方に挨拶をする場合は、失礼のないようにマナーを意識することも大切です。


挨拶に伺う相手には、可能な範囲で事前に時間などを連絡しておきましょう。その方から出産のお祝いをいただいていた場合は、挨拶に伺った際に出産内祝いをお渡しします。


なお、出産内祝いは手渡しではなく配送でお贈りする方法もあります。詳しくはこちらの記事で解説しているので、ぜひあわせて参考にしてください。



お宮参り当日のスケジュール例|午前・午後・参拝のみ



お宮参り当日のスケジュールは、午前中にご祈祷を済ませて写真撮影・お食事会を行うケースや、写真撮影・お食事会はせずに参拝だけ行うケースなどがあります。ご家庭の状況に合わせて柔軟に決めましょう。こちらの章では、お宮参り当日の3つのスケジュール例を紹介します。


午前に参拝・ご祈祷を行う場合


参拝やご祈祷を午前中に行う場合のメリットは、お宮参り当日に多くの予定を立てられることです。記念撮影や食事会、近所への挨拶回りまで1日の中で済ませられます。また、一般的に神社の受付が混むとされる、お昼前頃も避けられるでしょう。


ただし、出発時間が早いため、その分当日の準備も早起きをして行わなければなりません。赤ちゃんの衣装や大人の服装やヘアセットなど、当日にしかできない準備もあるでしょう。なるべく朝に準備することを減らせるよう、赤ちゃんの荷物は前日にバッグに詰めておくなどの工夫をするのもよいですね。


お宮参り当日のスケジュール例

8時:出発
8時30分:神社に到着
8時50分:神社で受付
9時~9時30分:ご祈祷
10時~11時:写真撮影
11時30分~13時30分:食事会
14時:帰宅
14時30分~15時30分:挨拶回り


午後に参拝・ご祈祷を行う場合


午後に参拝やご祈祷を行う場合は、午前中にゆったりと準備できることがメリットです。また、遠方の祖父母を招待する際にも、余裕を持って集合できるでしょう。


しかし、写真撮影やお食事会も当日にするのであれば、その分予定が後ろ倒しになることにも留意が必要です。お食事会は夜になるため、写真撮影後に一度帰宅をして、準備や赤ちゃんのお世話をする時間を設けるとよいでしょう。


お宮参り当日のスケジュール例

13時:出発
13時30分:神社に到着
13時50分:神社で受付
14時~14時30分:ご祈祷
15時~16時:写真撮影
16時30分~17時30分:一旦自宅へ戻る
18時~20時:食事会
20時30分:帰宅


参拝のみ行う場合


参拝のみを行うメリットは、赤ちゃんやママが長時間の外出をせずに済むことです。参拝のみの場合は30分程度のため、午前中にはお宮参りを済ませられます。後日、赤ちゃんとママの体調が落ち着いてから、祖父母を招いたお食事会や写真撮影を行うのもよいでしょう。


お宮参り当日のスケジュール例

9時:出発
9時30分:神社に到着
9時50分~10時20分:参拝
10時50分:帰宅


お宮参りの流れは無理のないように調整しましょう


今回は、お宮参り当日の流れや、具体的なスケジュールについて解説しました。お宮参りは赤ちゃんが生まれてから1ヵ月を過ぎた頃に行われることが多いため、赤ちゃんやママの体にとって大きな負担となってしまうこともあります。無理はせず、状況に合わせて日程やスケジュールを調整しましょう。


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マナーの専門家が監修
マナーアドバイザー 松原 奈緒美 先生

マナー・コミュニケーション領域の専門家。EXSIA代表。
NPO法人日本サービスマナー協会 ゼネラルマネージャー講師としてプロ講師育成も行う。
著書「新しい生活様式・働き方対応ビジネスマナー100」新日本法規出版。テレビ、雑誌、ウェブ媒体などメディアでも活躍する。

【監修・取材実績】(抜粋)
・ABCテレビ「芸能人常識チェック!トリニクって何の肉!?」冠婚葬祭マナー出演・監修
・テレビ朝日「中居正広の身になる図書館」マナーの分かれ道 贈答マナー出演
・日経ウーマン「冠婚葬祭マナー」
・主婦と生活社 CHANTO WEB「結婚・妊娠・出産 職場の報告マナー」

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