生後100日頃は、ちょうど赤ちゃんの歯が生えはじめる時期でもあります。昔から、歯が強く丈夫なことが長寿を表すと考えられてきたため、赤ちゃんが健やかに育ち、長寿をまっとうできるようにという願いを込めて、儀式を行います。
※歯固めの儀式では、赤ちゃんの歯茎に石をあてたり石を噛ませたりなど、さまざまなやり方があるようですが、現在ではあまり好ましい方法とされていません。赤ちゃんの誤飲の恐れもありますので、石を直接赤ちゃんの歯茎にあてるのは避けましょう。
地域によっては、石の代わりに下記のような代用品で儀式を行うところもあるようです。
正式には、漆器で高足の御膳を使用します。古い慣わしでは、男の子は内外ともに朱色の御膳、女の子は外が黒色、内が朱色の御膳です。朱色は、古来中国では高貴さの象徴であり、歳月によって変色や消滅しないなど、不老不死を希求する人たちに愛用されてきました。日本でも神社・仏閣、高貴な物やおめでたいものに朱色を使ったようです。古来日本では男子の誕生は尊いものであったことから、男子用の器には全面朱色の器が使われ、女子の器は内側だけ朱色の器を使ったようです。男女の違いは、地域によっては逆転するケースもあり、男女を問わず、「祝い」の意味を持つ赤の漆器を使うこともあります。また、現在では、儀式のあとも使用できるベビー食器など、家庭で簡単に用意できる食器を使う方も多いです。
お食い初めでは、初めて赤ちゃんがお箸を使って食事をするため、お祝いの意味をこめて「祝い箸」を用意します。祝い箸はお祝い膳に用いる、お正月や婚礼の儀式など、ハレの日には欠かせない、縁起の良いお箸です。主に柳の木でつくられた、「両口箸」「俵箸」のことをいいます。食べ物への感謝の気持ちをこめて祝い箸をしつらえ、美味しく楽しく分け合いましょう。
赤ちゃんの衣装は、和装にこだわらず洋装でもOK。赤ちゃんに合った可愛らしいものを着せてあげましょう。ママやパパとお揃いのコーディネートにしても素敵です。身に着けるものの一部の色味やテイストを揃えるだけの、リンクコーデもとても人気です。
かっちりした格好だと赤ちゃんも疲れてしまい、ご機嫌を損ねてしまいかねません。スタイを蝶ネクタイに変えてみたり、最近では色付きのベビードレスや、タキシード風のロンパースなど、ベビーウェアなども豊富なので、ちょっぴり特別な衣装を準備してあげるのもよいですね。赤ちゃんの大切な記念日ですので、可愛らしい姿を残してあげましょう。
お食い初めは、一生に一度の思い出となりますので、是非写真に素敵な思い出を残しましょう。スタジオで本格的に撮影するもの良いですが、自宅で手作り感を出して写真におさめるのもおすすめ。赤ちゃんのペースに合わせてゆったりと撮ることができ、赤ちゃんが泣き止まなくても気を遣うことなく、ナチュラルな雰囲気で撮影できるのがメリットです。とくに、赤ちゃんにお食い初め膳を食べさせている写真はスタジオでは撮影することが難しいので、押さえておきたいポイントです。ミルポッシェのお食い初めセットなら、記念撮影用のカードもお届けするので、飾りつけの準備も不要。幸せな1日を楽しくかわいく残してくださいね!
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