
- 赤ちゃんとママの成長過程に合わせて、
その頃の生活の様子を解説します。
それぞれの時期にあわせて、おすすめの商品もご紹介。

出産はゴールではなく赤ちゃんとの生活のスタートです。
赤ちゃんと素敵な毎日を過ごせるよう、ここではママと赤ちゃんの産後の生活についてポイントをご紹介します。

見た目には分からなくても妊娠・出産で母体は大きなダメージを受けています。
なるべく周りの家族などに協力してもらい、無理をしないようにしましょう。
特に産後6週~8週間後は、妊娠前の体に戻る大事な時期です。
体調を崩したり、産後うつになってしまうこともありますので安静にしておきたいですね。

- 授乳について
- 産後の赤ちゃんは、1日7回以上、
3時間以上あけないように与えます。
たくさん飲めるようになると、
授乳リズムが付いてきますが、
母乳不足の時や赤ちゃんが頻繁に
泣くときは、時間にこだわらず
授乳しましょう。
- 母乳「初乳は大事」
- 産後から1週間くらいの間に出る母乳を
「初乳」といいます。この初乳には赤ちゃんの
成長に必要な栄養が多く含まれています。
また、病原菌の感染を抑える免疫物質も含まれている
ので赤ちゃんに飲ませてあげるようにしましょう。
母乳が出にくい場合はマッサージや、
お湯で絞ったタオルをおっぱいにあて、
温めてから授乳すると効果があります。
- 注意点
- ・赤ちゃんの口の形がアヒルのような形になるように
乳輪部分までくわえさせましょう。くわえ方が浅いと
うまく吸うことができません。
・赤ちゃんの体がひねらないように気をつけ、赤ちゃんの
口におっぱいがまっすぐ入るようにしましょう
・赤ちゃんの鼻をつぶして呼吸できなくなるので、
猫背にならないようにしましょう
・30分以上吸わせていると乳首が切れたり、
乳頭がすれたりして痛むことがあるので気をつけましょう。
・母乳があまり出ていない状態で長時間含ませていると、
赤ちゃんの口の細菌がおっぱいに入り、乳腺炎になって
しまうこともあるので気をつけましょう。

授乳はママも赤ちゃんも最初は上手にできません。とくに乳首にトラブルがあるとなかなかうまくできず、嫌になって
しまうこともあると思いますが、1~2週間たつ頃には二人とも上達してくるので、あきらめず何度も挑戦しましょう。

おむつは健康のバロメーター。しっかり見てあげましょう!赤ちゃんは体調が悪くても伝えることができません。だから、普段からおむつ替えの時にしっかり観察して健康状態をチェックしてあげましょう。

- こんなときは病院へ!
- ピンク色のおしっこやおむつに膿が付いている、昼間半日以上おしっこが出ないときなどは、そのおむつを持って病院を受診するようにしましょう。また、うんちも赤・黒・白色のときはそのおむつを持って病院を受診しましょう。

抵抗力の弱い赤ちゃんは大人と一緒のお風呂に入るのは避けましょう。少なくとも生後1ヶ月はベビーバスで沐浴させます。また、赤ちゃんは新陳代謝が盛んなので、1日1回は沐浴させましょう。お湯はぬるいので湯ざめに注意が必要です。

準備するもの ベビーバス / バスタオル / ガーゼハンカチ・沐浴布 / 湯温計
- ① ベビーバスにお湯を貼り、湯温をはかります。
お湯は37度くらいにしておきましょう。
- ② 洗面器にガーゼハンカチを入れておきます。
- ③ 裸の赤ちゃんに沐浴布をかけてあげて安心させ、
首を支えながらもう片方の手を足の間に入れて
おしりを支え、足からゆっくり入れます。
- ④ 頭を支えながら洗面器に入れておいた濡れたガーゼで顔を拭きます。
次に指の腹を使って頭を優しく洗います。
- ⑤ 体を洗いましょう。赤ちゃんの体はしわがたくさんありますので
伸ばして丁寧に洗います。おしりは念入りに。
全身をお湯につけて流し、最後に洗面器で上がり湯をかけます。
- ⑥ バスタオルで体をくるみ軽く押さえるように水分をふきとります。