結婚内祝いには、お菓子やカタログギフトが定番で人気がありますが、記念になるものや、長く使ってもらえる雑貨を贈りたいと考える方も多いでしょう。
この記事では、結婚内祝いにおすすめのおしゃれな雑貨を紹介します。大切な方へ感謝の気持ちを込めて贈る、結婚内祝い選びの参考にしてください。
結婚内祝いに雑貨を贈る場合、相手の好みやライフスタイルに合ったものを選ぶことが大切です。
ここでは、友人や職場関係、両親など、結婚内祝いを贈る相手別におすすめのおしゃれ雑貨を紹介します。
長年の付き合いがある友人(女性)の場合、好みのデザインや趣味など、趣味嗜好を把握している場合が多いでしょう。好きなブランドやキャラクターなど、相手の好みに合った雑貨は、友人ならではの心に残る贈り物として喜ばれます。
同世代の友人なら、毎日を彩ってくれるようなおしゃれな雑貨がおすすめです。SNSで話題となっている雑貨など、流行りのアイテムを選ぶのも良いでしょう。
おしゃれなボトルデザインのシャンプーセットやハンドソープは、実用的且つインテリアとしても楽しめるアイテムです。食卓を彩ってくれる、デザイン性のあるプレートなどの食器も人気があります。
友人(女性)への結婚内祝いには、思わず写真を撮りたくなるものや、使う度に嬉しくなるような雑貨がおすすめです。
友人(男性)に贈る結婚内祝いは、相手が使っていることをイメージできる、実用性の高い雑貨がおすすめです。
一人暮らしの方への贈り物には、自宅で使えるマグカップやグラスなどが人気です。お酒が好きな友人なら、デザイン性や機能性の高いビールグラスなども良いでしょう。自分では買わないような高級感のあるものは、より一層喜ばれるでしょう。
ネクタイなどビジネスシーンで使えるおしゃれなファッション雑貨も人気です。革靴を履いている相手なら、靴のお手入れに使えるシューケアセットもおすすめです。
結婚をしている方なら、一人で使うものよりも、家族で使える雑貨が喜ばれるでしょう。肌に優しい洗剤やオーガニック素材のタオルセットなどは、お子さまがいるご家庭にも安心して贈ることができます。
職場の同僚からの結婚祝いは、個人からいただく場合と連名でいただく場合があります。それに合わせて内祝いを贈りましょう。
個人から結婚祝いをいただいた場合は、個別にお返しをします。同僚が女性なら、人気ブランドのポーチやハンドクリームなどのコスメ類など、華やかな雑貨がおすすめです。同僚の男性には、シンプルなデザインのハンカチセットなど、ビジネスシーンで使える雑貨が良いでしょう。
複数名から連名でお祝いをいただいた場合は、1人当たりの金額を計算して、その半額の内祝いを1人ずつに贈ります。
例えば、同僚3人から連名で2万円相当の結婚祝いの品をいただいた場合、内祝いは半額の1万円です。1万円を3で割り、1人当たり3,000円程度の内祝いを贈ると良いでしょう。
人数や金額によっては1人当たり500円程度と予算が少額になることもあります。500円程度の内祝いなら、入浴剤セットなどのバスアイテムがおすすめです。プチギフトの場合は華やかに見えるよう、おしゃれなパッケージやカラフルなデザインを選ぶのがポイントです。
上司へ贈る結婚内祝いは、ワンランク上の雑貨を選びます。特別感をもたらしてくれる、上質な素材や高級感のある有名ブランドの雑貨がおすすめです。
派手な色合いやデザインの雑貨は、使用しづらいと感じる方もいるため、大人の雰囲気に馴染むような、シンプルで落ち着いたデザインを選びましょう。
普段から交流のある上司には、趣味や好みに合った雑貨の贈り物も喜ばれます。ゴルフが趣味の上司ならゴルフボール、お酒好きな上司なら高級グラスなど、使用頻度が多い雑貨を選ぶようにしましょう。
好みではないデザインや使用する機会がない贈り物は、上司へ負担をかけてしまう可能性があります。上司の趣味趣向がわからない場合は、職場の先輩などにあらかじめリサーチしておくと良いでしょう。
兄弟姉妹に贈る結婚内祝いは、好みや家族構成に配慮して選びましょう。
一人暮らしの場合は、デザインや色味など、相手の好みにあった雑貨を選びます。料理好きなら、おしゃれなキッチン雑貨や食器類などが良いでしょう。
結婚して家族がいる兄弟姉妹なら、家族みんなで使える雑貨を選びます。家族が多い場合は、使用頻度が高い食器用洗剤などの日用雑貨もおすすめです。消耗品ではありますが、おしゃれなボトルやパッケージデザインを選ぶことで、結婚内祝いにふさわしい贈り物になるでしょう。
友人や上司とは違い、両親からの結婚祝いは高額なケースが多く見受けられます。「両親に内祝いを贈るべき?」と悩まれる方もいらっしゃいますが、基本的には感謝の気持ちを込めて内祝いの品を贈りましょう。
いただいたお祝いの半額が結婚内祝いの相場ですが、高額な結婚祝いに対しては1/3程度でも良いとされています。「二人の新生活をサポートしたい」という思いでお祝いしてくれる方も多いため、その気持ちをありがたく受け取りつつ、両親が喜ぶ結婚内祝いを考えてみましょう。
両親への結婚内祝いは、上質なペアグラスや夫婦箸など、日常的に使える雑貨がおすすめです。お箸は共に生きていく夫婦に例えられ、夫婦円満の象徴とされる縁起物です。食べ物を口に運ぶことから健康や長寿の願いも込められており、両親への贈り物にもふさわしいでしょう。
自宅のインテリアに合う、おしゃれなフォトフレームなども、両親への結婚内祝いとして人気です。家族写真や結婚式の写真をフォトフレームに入れて贈ることで、さらに特別な贈り物になるでしょう。
親戚には、若い方からご年配の方まで、さまざまな世代の方がいます。世代によって喜ばれるものは異なるため、それぞれの相手に合った雑貨を選びましょう。
いとこなどの同世代の親戚には、インテリアとしても様になる雑貨がおすすめです。見栄えの良い食器やカトラリーセットなど、おしゃれで実用的なアイテムが人気です。
年配の親戚やあまり会う機会のない親戚には、高級タオルやブランドの食器など、上品な雑貨がおすすめです。好みを問わずに贈れる、シンプルなデザインと色のものを選びます。のしを掛けることや忌み数字を避けるなど、内祝いの基本マナーを守ることも大切です。
また、仲のいい祖父母であってもお返しは必要です。孫の結婚はとても喜ばしいお祝いごとのため、記念に残る贈り物が喜ばれます。結婚式の写真が入ったフォトフレームや名前入りのグラスセットなど、目にするたびに孫を思い出せるような、特別なギフトがおすすめです。
結婚内祝いを贈る際には、金額の目安や贈る時期など、守るべきマナーがあります。感謝の気持ちを伝える結婚内祝いで、相手に不快な思いをさせることがないよう、基本マナーを確認しておきましょう。
結婚内祝いの相場は、いただいた金額の「半額」が一般的な目安です。高額な結婚祝いをいただいた際は1/3程度でも良いでしょう。相場以上の内祝いを贈ることは相手に気を使わせてしまい、失礼にあたる場合もあるため注意しましょう。
お金ではなく、品物でお祝いをいただいた場合も結婚内祝いを贈るのがマナーです。金額がわからない場合は、インターネットなどでおよその価格相場を調べて、内祝いを贈るようにしましょう。
結婚内祝いの相場についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。ぜひあわせてご参考ください。
結婚内祝いは、お祝いをいただいてから1ヵ月以内に送るのがマナーです。結婚式を行う予定がある場合は、挙式から1ヵ月以内を目安に内祝いを贈りましょう。
挙式後に内祝いを贈ることが一般的ですが、お祝いをいただいてから結婚式までの期間があいてしまうケースもあります。結婚内祝いが遅くなることは失礼にあたるため、結婚式まで期間があく場合は、お祝いをいただいたタイミングで内祝いを贈るようにしましょう。
結婚式をあげる予定がない場合も、お祝いをいただいてから1ヵ月以内を目安に内祝いを贈ります。
結婚内祝いの贈る時期についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。ぜひあわせて参考にしてください。
正式な贈り物にはのし紙をかけることがマナーです。おめでたい結婚内祝いには、紅白の結び切りの水引が印刷されたのし紙を掛けます。
水引には、主に結び切りと蝶結びの2種類があります。結婚のように繰り返しを避けたいお祝いごとには、一度結んだらほどけない結び切りの水引を使用します。
蝶結びの水引は、出産などの何度繰り返しても良いお祝いごとに使うため、結婚内祝いでの使用は避けましょう。
結婚内祝いののし上には「内祝」または「結婚内祝」と書き、のし下には結婚後の新姓、もしくは夫婦の連名を書きましょう。
結婚内祝いののしについてはこちらの記事で詳しく紹介しています。ぜひあわせて参考にしてください。
この記事では、結婚内祝いにぴったりな、おしゃれな雑貨を紹介しました。結婚内祝いには定番のものも良いですが、相手に合わせたおしゃれな雑貨は記念に残る贈り物となります。
特別な結婚内祝いとなるよう、目上の方には上質な雑貨、友人には流行りを取り入れたハイセンスな雑貨など、相手に合った内祝いを贈りましょう。
出産内祝い・ギフト通販サイトのMilpoche(ミルポッシェ)では、出産内祝いだけでなく、結婚内祝いにもぴったりのギフトを豊富に取り揃えています。
Milpoche(ミルポッシェ)に少しでも興味をお持ちいただけた方は、ぜひ一度、WEBサイトやデジタルカタログをご覧ください。カタログ送付をご希望の方は無料でご請求いただけますのでお気軽にお問い合わせください。
▼出産内祝いをお探しの方はこちらもチェック!
マナー・コミュニケーション領域の専門家。EXSIA代表。
NPO法人日本サービスマナー協会 ゼネラルマネージャー講師としてプロ講師育成も行う。
著書「新しい生活様式・働き方対応ビジネスマナー100」新日本法規出版。テレビ、雑誌、ウェブ媒体などメディアでも活躍する。
【監修・取材実績】(抜粋)
・ABCテレビ「芸能人常識チェック!トリニクって何の肉!?」冠婚葬祭マナー出演・監修
・テレビ朝日「中居正広の身になる図書館」マナーの分かれ道 贈答マナー出演
・日経ウーマン「冠婚葬祭マナー」
・主婦と生活社 CHANTO WEB「結婚・妊娠・出産 職場の報告マナー」
カテゴリを選択してください。
カテゴリ
贈る相手
特急便
{{lv1.CategoryName}}